7月刊行!『空をとびたいルーカスと世界でいちばんたかい本の山』
2025.05.15

こんにちは、翻訳絵本のアチェロです。
アチェロの絵本、ハト、ホシムクドリ、モモンガ、カエル…と動物が続いておりますが、次の主人公は、本に夢中になる少年です。
7月刊行予定『空をとびたいルーカスと世界でいちばんたかい本の山』。
この絵本が伝えるのは、“本を読むこと”について。
主人公のルーカス君が、ある日ママに1冊の本をもらったことで、読書に夢中になっていくお話です。
原書はスペイン、その後、英語版やイタリア語版が刊行され、今後、日本だけでなく世界各国にも拡大予定との情報が。
アチェロがこの絵本と出会ったのは、翻訳家の中井はるの先生の持ち込みからでした。
イタリアで見つけてぞっこんになったと提案いただき、もちろん中井先生訳で刊行します。
今回も作りました、リーフレット。
「ワークショップ」のテーマは、本について考えよう!
編集部の4人も、質問に答えてみました。
お題が決まったら、誰から先にコメントを出すか、内容はかぶっていないか、おぉそうきたか…と、わいわい楽しんでおります。
帯には、歴史小説の新刊続々、メディアミックスも話題の直木賞作家・今村翔吾先生よりコメントを頂戴しました!
アチェロと同じ大津市を拠点に、小説の中ではあらゆる時代を越え、実社会では空をとぶかのように日本全国かけまわっておられます。
本を読んでいろんな世界をとびまわるルーカス君と、何か重なるものを(勝手に)感じていた編集担当でした。
そういえば制作が山場をむかえる頃、中井先生もヨーロッパをあちこちとびまわっておられたのでした。(C)