どこからみてもピンク色の、256ページ総カラーイラストの豪華版で、どんどん続きが読みたくなっちゃう!
ただひたむきに生きるミミズの観察の一部始終を“ほどよく短めに”まとめたのが、この研究報告。
いま大注目の作者ノエミ・ヴォーラによる、フルカラーで描かれたかわいいイラストと、
コミカルで癖になる文章で、すいすいよめちゃう256ページ!
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◆ミミズ博士、金子信博先生の楽しい解説つき
◆2022年ボローニャ国際児童書原画展入選、ボローニャ・ラガッツィ・クロスメディア賞特別賞作
●前半では、ミミズの生態やくらしの基礎を、ファンタジー も交えて紹介
最後にはあなたも、ミミズのことが前よりちょっと好きになっているかも?
かのダーウィンも愛したミミズ。その生態について大真面目に研究発表をしているのかと思ったら、いつのまにか悩める一匹のミミズの「ついてない」物語が始まる、不思議で面白いミミズ絵本。
後半では、頭としっぽで二つのアイデンティティーをもつミミズが、まじめにおかしな空想の物語を繰り広げる。
……ある日、不意に落ちた雷に打たれ、ミミズはまっぷたつになりしっぽを失ってしまいます。
とつぜん、なにもかも、わからなくなってしまいました。
たくさんの質問が、頭の中をぐるぐると、まわりはじめたのです。
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ぼくは1ぴきっていえるの ?
それとも半分になっちゃったの ?
1ぴきなんだとしたら、ぼくはだれ?
ぼくがぼくになったのは、いつからなんだ?
しっぽはいつからいたんだろう……
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半分になってもぼくはぼくなの?
…いっそのことちがうものになってしまおう!
ミミズはケーキとロウソクが大好だったので、 ロウソクになることからためしてみることにしました。
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自分ってなに? ぼくらしさってなに?すっかり自信を失ってしまったミミズは、それでも、アイデンティティをとりもどすために、あれやこれやと試しはじめますが… はたして失った自信と尻尾は、無事にミミズのもとに戻ってくるのでしょうか!?
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<著者より>
この本は、みなさんのミミズにたいする意見を変えるための本でもないし、科学的な知識をふやすための本でもありません。みなさんの「知ってるつもり」を「本当にそうかな」と、うたがうために読んでほしいと思います。
だって、いいですか……ミミズはイモムシだと思われがちだけど、そうじゃないんですからね!