この本は上手に読むことを学ぶための本ではありません。
さまざまな活動を通して「絵本って楽しい」という 気持ちを育てることを目的としています。
絵本を好きになるための入り口は、ひとつではありません。読む・きく・かく・つくる・演じる…さまざまな角度から物語の世界へ入り込んでいける 80 の具体的な方法を 9 章で段 階的に紹介します。絵本の楽しさを分かち合いたいと願うす べてのひとに向けた、実践アイデア集です。
<目次>
1 章 本を読みたくなる環境をつくる
2 章 “ たのしみ” のためにお話を読む
3 章 読み聞かせを盛り上げよう
4 章 本の森を探検する
5 章 本に出てくる言葉で遊ぶ
6 章 本のイラストやイメージで遊ぶ
7 章 本をもとに自分だけの物語をつくる
8 章 本をもとに描く・つくる・想像する
9 章 本の世界を演じよう
この本の使いかた
明確で具体的なテーマ
活動の内容やねらいについて説明しています。すべての活動に共通する目標はただひとつ。それは本とともにたのしむことです。
遊びの工夫
アイデア次第で遊びかたはどんどん広がります。ゲームのアレンジや発展編、情報を紹介しています。
どんなペースで 進めたらいいの?
まずは1 冊読んで聞かせることからはじめましょう。それが読書への愛を育む方法です。活動は毎回少しずつ、子どもたちが飽きないように、さまざまなアプローチを取り入れましょう。同じ活動を定期的に、違う本を使って繰り返し行います。子どもたちがそれぞれの分野でどんどん“達人”になっていくのがわかるはずです。
多彩な9つの章
ページをめくるごとに、聞く、話す、描く、工作する、歌う、おどる……さまざまな体験へと子どもたちをいざないます。子どもたちにはひとりひとり個性があります。全身を使って新たな表現を生み出すことで、本はさらに生き生きとしたものになるでしょう。